性病の主な症状

 代表的な性病には梅毒やカンジダ・HIV・淋菌感染症などが上げられます。また、性行為だけが原因ではありませんがB型肝炎やC型肝炎なども性病の一種とされることもあります。
 梅毒の症状は、軽度であれば感染部位にしこりのようなものができるだけです。この段階で治療を行えばそこまで怖いという病気ではありません。中度の梅毒は全身の皮膚に赤い斑点のようなものができることを特徴とし、発熱や倦怠感といった症状がでます。また、体毛も抜けてしまいます。重度の場合は皮膚だけではなく脳内や内臓などの機能を低下させ、寝たきりになった後死に至ります。
 カンジダは男性にとってはほぼ自覚症状はありません。ただ女性はおりものが増加したり、局部の痛みをもたらすことがあります。
 HIVは原因となるウイルスが感染してから2~3週間ほどで症状が現れだします。下痢、発熱、リンパ節の腫れなどを主症状とします。免疫力を低下させることで最終的にエイズとなり、身体の至るところに症状をもたらした後に死に至る病気です。現在特効薬はなく、症状の進行を遅らせる薬が主体となっています。
 淋菌感染症は、基本的には無症状ではありますが発熱や下腹部の痛みを起こすこともあります。ただ無症状の場合には気づきにくく、後で男性の場合は前立腺炎を起こし女性は卵管炎を引き起こすほか不妊症の原因となってしまうこともあります。
 B型肝炎は肝炎を発症しない限りは無症状ですが発症した場合は食欲不振や倦怠感、さらには黄疸なども起こします。自然治癒することが多いですが劇症化することもまれにありますので注意を要します。C型肝炎の症状は風邪に似ていますので症状が見過ごされやすいです。進行すると肝硬変などの原因となります。
 このように性病による症状は病気によって様々ですが、予防法としては規則正しい生活を送ることと正しい性行為を行うことが求められます。

若い女性に性病が多いのは何故?

性病とは性的接触によって感染してしまう病気のことをいいます。元々は梅毒、淋病、軟性下疳、そけいリンパ肉芽腫の4つの病気の総称でしたが、エイズや性器クラミジア感染症、性器ヘルペスなどの新しい病気が増えたり無症状の感染症の危険性が理解されるとともに分類の仕方が変わったのです。
性病はいわゆる風俗で働く女性が感染源の中心とナリ、風俗を利用する男性だけがかかる病気というイメージでしたが、近年では若い女性などの若い世代が性に対して意識が開放的になっていることや性行為が多様化していることの影響によって、普通に生活をしている人の性病のリスクが高まりつつあるのが現状です。
特に多いといわれるのがクラミジアによる感染です。これは感染力が強いですが、感染しても約八割は自覚症状が出ないといわれています。女性の性器は身体の中にあり、感染経路である粘膜に広く覆われているため男性に比べて女性の方が感染しやすくしかも症状が現れにくいという特徴があります。自覚が無いまま放っておくと、炎症が奥に広がってしまい不妊症や子宮外妊娠をしてしまうなどの後遺症が現れてしまう可能性もあり、感染したまま妊娠してしまえばお産のときに赤ちゃんが産道感染をしてしまうことも考えられます。
性病に感染しないためには、性行為を行なわないことが最も確実な予防方法になります。しかし、それは無理なため不特定多数の相手と性行為をしない、感染を予防するためにはコンドームを正しく利用するなどが大切です。
また、二人で一緒に検査を行なうことで感染していないことを確認することで安心してセックスを行なうことができるようになります。
パートナーには言い出し辛いことかもしれませんが、自分も相手も守るためには大切なこととなります。

性病の正しい治し方

性病は、特定の症状で無い限りはきちんとした対応策をとることによって治療することができる病気です。そのため、性行為をした後に身体におかしな自覚症状があったときにはまず病院に行って身体の状況を診断してもらわなくてはなりません。
がん治療と同じで、性病の最も確実な治療方法や対策はそれにかからないように予防することと、早期発見の二つです。がんと異なって性病の場合は予防することが簡単で、性行為の最中にアブノーマルな行為をしなければウイルスに感染することはほとんどありません。実際に、エイズのウイルスに感染する人のほとんどは異性同士の性行為ではなく同性同士の性行為であることがわかっています。きちんと避妊をして正しい方法で性行為をすればそもそも性病にはかからないので、まずその点をしっかりと理解しておくことが重要です。
そして、実際に性病にかかってしまったときには自力で治そうとせずに必ず専門外来で治療を受けなくてはなりません。そもそも、性病は自力で治療することができるような病気ではありませんので、市場で販売されているような薬などを使っても完治させることは不可能です。性病と言うのは、体内に住み着いているウイルスによって引き起こされるものであるため、体内に存在している残存ウイルスを駆逐しない限りずっと症状が出てしまいます。この症状を無くすためには抗生物質で体内に存在しているウイルスを駆除する必要があり、このためにはある程度の時間が必要になります。性病は、既に残存ウイルスがある場合には性行為をしてしまうと他の病気にかかりやすいことがわかっています。エイズの場合は通常の約3倍から5倍に跳ね上がりますので、その点をきちんと知っておくことが大切です。

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